新がじぇるね登場!RL78ボードプロデューサミーティング

1月19日に新しい「がじぇるね」のプロデューサミーティングがありましたのでレポートします。

今回のプロデューサミーティングもユーザ会のメンバー多数がプロデューサーとして参加しています。

新しい「がじぇるね」はルネサスのRL78マイコンを使ったArduino Pro Mini互換のマイコンボードです。正式な名前は未定ですが今のところGR-RL78G13もしくはKURUMIと呼ばれています。

このボードはさくらボードユーザ会が企画から関わっており、メンバーの意見が反映されたものとなっています。細かい仕様は今回初めてプロデューサに公開されました。

RL78は低消費電力が売りの16bitマイコンです。小さい基板サイズなので様々なものに組み込むことが出来ます。そのため乾電池駆動が想定されており、1.5Vの乾電池1本で動作させることができるよう昇圧回路も載っています。

Arduino Pro Mini ではシリーズレギュレータが付いていますので12Vまでの電圧の入力に対応していますが、KURUMIは今のところ1.1V~5.5Vの入力になります。

開発環境はGR-SAKURAと同じウェブコンパイラを使用します。RL78版のテンプレートが追加されていますので、GR-SAKURAを使っていた人には同じように開発することが出来ます。

マイコンボードへのバイナリの書き込みは、KURUMIに市販のFDTI USBシリアル変換基板を接続し、専用アプリを使用してアップロードします。
書き込みソフトは現在のところWindowsのみしかありませんが、ソースが公開されていますので他の環境用のソフトもどなたが用意してくれるのではないかと思います。

また、GR-SAKURAを使ったUSBマスストレージによる書き込みも検討されているということです。

Arduino互換ということでしたが、ライブラリの説明では制限がいくつかあり、多少互換性を低く感じました。電源周りの違いもありますし、完全な互換というよりはArduinoライクに使える別なものと思ったほうが良さそうです。

ライブラリではRL78の低消費電力を活用できるようになっています。delay関数では省電力モードに推移することで、通常約5mA程の消費電流を1μA程度まで抑えることが出来ます。
また、analogRead関数を呼び出してSNOOZEモードに推移することで、値が特定の電圧になるまで消費電流1μAで待機するようなこともできます。

また、既にUSBホスト、ADK、Twitterといった追加のライブラリが用意されています。今後さらに増える予定があるということです。

かわいいイラスト入りの基板ですが、手にしてみると思ったよりも小さいことに驚きます。(親指の第一関節ぐらいです)

ちなみにイラストが有る側が表になります。女の子の髪飾りのところにはフルカラーLEDが付いており、サンプルプログラムを書き込むとカラフルに光りました。

プロデューサーのメンバーの中にはFDTIをつけるソケットも付けたくないということでスルーホール用のワイヤを使ったりする人もいます。この辺も「がじぇるね」的な楽しみでしょうか。

 

1ヵ月後には第2回のプロデューサミーティングが行われ、これを使った作品などのプレゼンがありますので楽しみですね。

あと、今まで東京でしか行っていなかったプロデューサミーティングですが、関西でも行う予定があるということです。今後の情報にご期待ください。

新がじぇるね登場!RL78ボードプロデューサミーティング」への1件のフィードバック

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